マレーシア、プラスチック廃棄物の輸入を禁止、一部は日米欧のみ許可

【クアラルンプール】マレーシア政府は10月26日付で、プラスチック廃棄物の輸入を禁止した。中国が昨年末、プラスチック廃棄物の輸入を禁止して以降、マレーシアへの輸出が増加し、ソーシャルメディアでは、マレーシアは先進国に都合のよいプラスチック廃棄物の捨て場になったとの意見が広くシェアされた。

ズライダ・カマルディン住宅地方自治相によると、同省と、エネルギー・技術・科学・技術・環境気候変動、水・土地・天然資源、通産の各省との協議で禁止を決定した。

中国が輸入を禁止して以降、マレーシアは米国、英国が輸出するプラスチック廃棄物の最大の受け皿となり、1—7月の輸出上位10カ国からの輸入量は50万トン近くに上った。

高品質のプラスチックは、日本、米国、欧州からのみ輸入を認める。

出典；エッジ、ザ・スター