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社会

2018年10月26日

シンガポール、電気自動車充電ポイント、SPグループが1,000カ所に整備

電力会社のSPグループは、電気自動車用充電ポイントを2020年末までに1,000カ所整備すると発表した。6月に発表した数字の2倍だ。

 

このうち250ポイントは直流方式の50キロワット時の強力充電器で、通常の充電器であれば8時間かかるところを30分に短縮できる。

 

また数カ所には350キロワット時の超強力充電ポイントを設置する。充電量の多い、1回の走行距離が長い車両向けで、10分で充電が完了する。

 

SPグループは乗用車だけでなく、バス、トラックも充電器を利用できるようにする。政府が電気バスの導入を推進していることに対応した。

 

プロジェクト担当者のゴー・チーキョン氏は、充電インフラの不足が電気自動車の普及を妨げているため、充電器設置を加速すると語った。電気料金は通常の料金より高めにする。

 

利便性を考慮し、ショッピングモール、住宅地、ビジネスパーク、工業団地、またコーヒーショップやフードセンターの近くに設置する。

 

公営住宅の駐車場にも整備する計画で、当局と協議を持っているという。電気自動車が普及した場合、送電網への付加が増すため、今後対応策を検討する。

 

シンガポールには電気自動車を使ったタクシー会社のHDTがあるが、登録車両総数(約61万台)に対し、電気自動車の数は443台と少ない。

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