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社会

2018年10月23日

セントーサ島にホテル3軒、居住者を呼び込みへ

不動産開発大手、ファー・イースト・オーガニゼーションは接客部門子会社のファー・イースト・ホスピタリティーを通じセントーサ島でホテルを3軒建設する。

 

同島の既存ホテルの客室は90%が豪華客室で、ホスピタリティー社のアーサー・キョン最高経営責任者は「セントーサ島は観光客呼び込みで成功したが、外国人のための場所、というのが市民の受け止め方。もっと多くの居住者を島に呼び寄せたい」と語った。

 

セントーサ島訪問者は年1,900万人で、うちシンガポール居住者は3分の1にとどまっている。手頃な料金のホテルを建設し、ステイケーション(自宅近くのホテルに滞在して楽しむ小旅行)の目的地としてセントーサ島の魅力を高める。

 

ホスピタリティー社はパラワン海岸近くの4万5,000平方メートルの敷地にホテルを3軒、開発する。1つはビレッジ・ホテル(600室)で、家族旅行や出張客向け。来年第1四半期に開業する。アウトポスト・ホテルも同期に開業の予定。

 

上級ホテルとしてバラックス・ホテル(40室)を、保存指定のコロニアル調の建物内に整備する。来年第3四半期に開業の予定。セントーサ開発公社(SDC)はセントーサ島をさらに魅力ある観光地に「作り変える」計画で、ホスピタリティー社もこれに沿った開発を目指す。

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