シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP9月のシンガポール証取売買高が減少、時価総額は増加

経済

2018年10月9日

9月のシンガポール証取売買高が減少、時価総額は増加

シンガポール取引所(SGX)における9月の株式取引の1日当たり平均売買高は9億7,100万Sドル(約795億3,200万円)と、前月比で13%、前年同月比で11%、それぞれ減少した。出来高は194億Sドル(約1兆5,890億円)で、前月、前年同月をそれぞれ17%、11%下回った。9月の取引日は20日で、前月は21日だった。

 

上場投資信託(ETF)の売買高は1億8,800万Sドル(約154億円)で前月より半減。前年比では12%増で、8月の域内市場での株式投げ売りが影響した。

 

仕組みワラントとハイリスク仕組み商品(DLC)の売買高は14億3,000万Sドル(約1,171億円)で、前月、前年同月を20%余り下回った。デリバティブ(金融派生商品)取引は1,852枚で、ほぼ前月並み。

 

証取時価総額(745社)は9,748億Sドル(約81兆円)で、前月の9,702億Sドルを上回った。9月の新規上場は、2部カタリストに上場したビビッドスリーのみ。同社は仮想現実、コンピューター生成イメージ業者。

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