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経済

2018年10月3日

シンガポールMRTトムソン・イーストコースト線、車両が陸揚げ

MRTのトムソン・イーストコースト線(TEL)で使用される車両2台が10月2日、ジュロン港で陸揚げされた。コー・ブンワン運輸相(インフラ担当調整相)の国会での書面答弁によると、同線は予定どおり来年開業の見通しで、構造、電機、機械工事は4分の3完了した。

 

最初に開業するのは北部のウッドランズ・ノース、ウッドランズ、ウッドランズ・サウスの3駅で、マンダイ車庫のコントルールセンターと3駅のシステム間の動作試験が始まった。

 

車両は9台が既に到着しており、残りの88台は2023年までに納入される。製造しているのは川崎重工業と中国中車青島四方機車車輌の連合体。スムーズな乗降を可能にするため5ドアにしたのが特徴だ。通常の車両は4ドア。

 

TELは延べ43キロで、北部ウッドランズから南部マリーナ地区を経由して、東海岸沿いに走り、スンガイ・ベドックまでを結ぶ31駅の線。全面開通は24年の予定。運営権はSMRTが9年契約で取得した。

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