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政治

2018年9月17日

サバとサラワクの地位を見直し、ナショナルデーでマハティール首相

【コタキナバル】マハティール・モハマド首相はナショナルデーの9月16日、コタキナバルで開かれた記念大会で、マレーシア連邦が結成された時の協定に立ち返り、サバ州とサラワク州の地位を見直し、マラヤと同等にすると表明した。

 

1963年のマレーシア連邦成立協定には、マレーシア半島の州で構成するマラヤ連邦、サラワク、北ボルネオ(現在のサバ州)およびシンガポールが調印し、マレーシアが成立した。

 

マハティール首相は、マレーシア連邦成立協定を見直し、サバ、サラワクをマラヤと同等の地位に戻す意義を強調。「そうすることでマレーシア半島、サバ、サラワク間の関係を強固にする基盤ができる」と説明した。

 

サバ、サラワク両州は遅れている領域があり、社会基盤も不足しているため、開発のための配慮が必要だという。

 

大会にはサバ州君主、州首相、サラワク州副首相が出席した。

 

出典;ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン、ザ・スター、ベルナマ通信

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