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経済

2018年9月17日

シンガポール・チャンギ空港の新商業施設、開業は来年3月末

チャンギ空港の第1ターミナル近くで建設中の商業施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」は来年3月末に開業の見通しだ。

 

施設と同名の運営会社は開業日を明らかにしていないが、入居予定の小売業者は同社から、3月末までに開業準備を済ませるよう通知を受けた。

 

同社は、空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)とキャピタランドの合弁会社。工事の進捗度は90%。

 

入居予定者では、米アップルがシンガポール2号店を開設する。また映画館のショー・シアターズ、米ファストフードレストランのA&W、ニューヨークを拠点とするバーガーチェーンのシェーク・シャック、シンガポールで人気の海鮮レストラン「ジャンボ」などが入居する。

 

建物は10階建てで、280の飲食店、小売店が入居する。自然光を最大限取り入れるための工夫、高さ40メートルの室内人工滝、2,500本の木、10万本の低木を定植した、5フロアに及ぶ庭園が目玉だ。木はブラジル、豪州、タイ、米国から輸入した。

 

建物の設計は著名建築技師のモシェ・サフディ氏で、パラダイスガーデンをイメージして設計した。誰もが楽しめる場だという。工事の模様は第1ターミナルから見ることができる。

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