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経済

2018年9月11日

アリペイを利用した中国人旅行者のマレーシアでの消費額、米国以上に

【クアラルンプール】 アリペイ(支付宝)を利用した7月1日~8月31日の中国人旅行者のマレーシアにおける消費額は前年同期の5倍で、金額で世界9位になり、米国を上回った。中国で7~8月は夏休みの観光・帰省ラッシュの時期。

 

アリペイはアリババ・グループのQRコードを使った非接触型決済サービスで、グループ子会社のアント・フィナンシャルが運営している。

 

旅行客の消費増加率でマレーシアは上位10カ国に含まれた。アジアから上位に入ったのはほかにカンボジアのみ。

 

アリペイの南・東南アジア責任者チェリー・ホアン氏は「中国人旅行者は母国と同様のサービスをマレーシアでも受けることができる。マレーシアの商業者はアリペイと提携することで利益を手にできる」とコメントした。

 

中国人の決済は携帯端末利用が急拡大している。ニールセンの調査によれば、中国人旅行者の99%は端末にアリペイをインストールしており、海外での決済ではモバイル決済を好む者が90%に上る。

 

出典;ザ・サン、ボルネオ・ポスト、ベルナマ通信

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