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社会

2018年8月28日

オンデマンドのバスサービス、12月から半年間の試験運行=シンガポール陸運庁

陸運庁(LTA)は8月27日、バスを利用したい時にモバイルアプリで呼び出せるオンデマンド方式のバスサービスを、12月から半年間、試験提供すると発表した。

 

実施場所は追って発表するが、ジュー・クーン、ポンゴル、マリーナ・サウスの路線での運行を検討している。

 

バス利用者が少ないオフピークの時間帯に運行する。バス利用者は乗車、降車するバス停を事前に指定する。路線バス同様、90人乗りの通常の(2階建てではない)バスを使う。オンデマンドサービスの時間帯も定期バスを運行するが、頻度を少なくする。

 

アプリでバスを予約すると、容易に見分けがつくよう、バスの登録番号と、固有の運行番号が利用者に通知される。

 

運行業務を受注したのは新興企業のミニストリー・オブ・ムーブメントと米系ビア・トランスポーテーション。

 

ミニストリー・オブ・ムーブメントはSWATのブランドで2016年から輸送サービスを提供している。

 

シンガポールではグラブがグラブシャトルプラスの名称で、オンデマンドのミニバスサービスを独自に、昨年11月からポンゴルで提供している。グラブもLTAの入札に参加したが、落札に失敗した。

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