鉄道産業、5万人の労働者が不足＝マレーシア職業訓練校CEO

【クアラルンプール】鉄道技術者を育成するアジアン・レール・アカデミー（ARA）を経営するケー・ピンター・グループ・オブ・カンパニーズのティアガラジャ最高経営責任者は、国内鉄道業では技能労働者、運営スタッフが5万人不足しており、既に就労している者も技術力引き上げのための再訓練が必要との見解を示した。

ティアガラジャ氏は車両運営・管理がデジタル技術の導入で高度化されていることを指摘。「制御システムが完全自動化され、高度な技術を導入した電車が運行されており、こうした技術の進歩に対応できる鉄道労働者が必要になっている」と述べた。

ARAは鉄道技術者を育成・訓練する英国の半官半民の全国鉄道訓練アカデミーのアジア唯一の訓練パートナー、またドイツ鉄道の訓練パートナーで、ドイツの第3者認証機関テュフズードの認証サービスも提供している。

出典；ニュー・ストレーツ・タイムズ