シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、8月2回目のCOE入札、軒並み下落

経済

2018年8月27日

シンガポール、8月2回目のCOE入札、軒並み下落

陸運庁(LTA)が8月23日実施した、8月2回目の新車購入権(COE)入札では、すべてのカテゴリーで落札価格が下落した。複数ブランドの乗用車を販売するプライムのネオ・ナムヘン会長は、COE価格は当面、現在の水準を維持するとの見通しを示した。

 

Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)のCOEは前回より5.3%安い3万1,997Sドル(約212万5,300円)、Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEは同5.6%安い3万2,429Sドル、オートバイ以外のすべての車両の購入に使えるオープンカテゴリーは3.3%安い3万2,311Sドルだった。

 

ネオ氏によると、乗用車需要は堅調だが、販売店はAカテゴリーのCOEが2万5,000Sドル(約203万円)まで下がった7月初旬に受けた注文のうち、さばき切れない分の処理に追われている。

 

商用車のCOEは1.7%安い2万9,902Sドル(約236万円)。オートバイのCOEは11%安い4,889Sドル(約39万8,000円)で、オートバイ用COEの発行枠拡大が影響した。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、8月2回目のCOE入札、軒並み下落