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金融

2018年7月24日

日本から低利の融資を期待、国家債務削減でマハティール首相

【クアラルンプール】マハティール・モハマド首相は7月23日の下院審議で、マレーシア政府が日本に円借款の供与を要請していることについて、アハマド・ザヒド議員(前内相)が、マレーシアに財政危機を招く恐れがあると質問したのに対し、以前同様、低利で融資してくれることを期待していると述べた。

 

マハティール氏は6月に訪日した際、安倍晋三首相と会い、円借款を要請した。マレーシアが高利で外国から融資を受けており、返済負担が重いため、日本からの円借款で返済し、金利負担を軽減するのが目的。

 

マハティール氏によれば、前政権は6%の金利で外国から融資を受けたが、仲介した米ゴールドマン・サックスは10%の手数料を得ており、マレーシアが得た資金は融資の90%でありながら、融資の100%について金利を支払っている。

 

日本はかつてマレーシアに返済期限40年、金利0.7%で円借款を行ったことがある。

 

出典;ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター

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