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2018年7月10日

クアラルンプール・シンガポール高速鉄道、かかった費用は2.5億ドル

マレーシアのマハティール首相が取りやめを示唆している、クアラルンプール・シンガポール高速鉄道(HSR)事業について、コー・ブンワン運輸相は国会で議員の質問に対し、シンガポール側は既に2億5,000万Sドル(約206億円)を費やしており、年内にさらに4,000万Sドル(約32億6,000万円)の出費が予定されていると明らかにした。

 

出費内容は、駅舎建設のための土地接収、鉄道を建設、所有、運営するSG・HSR社の設立、専門家チームの組織など。土木工事の入札も既に開始している。

 

マハティール首相およびほかのマレーシア政府の閣僚が計画取りやめを示唆する発言を行っていることから、シンガポールはマレーシア政府としての立場を明らかにするよう求める書簡を送ったが、マレーシア側から回答はなく、2国間で交わした協定に基づきHSR実現に向けた作業を継続するしかシンガポールに選択肢はないという。

 

コー氏は「時間の経過とともに費用は増え、取りやめの場合のマレーシアの賠償額も増える。早期にマレーシアとして立場をシンガポールに伝えることがマレーシアの利益にもなる」と語った。

 

この問題についてビビアン・バラクシュナン外相は「HSR事業は国際協定であり、一方的な契約条項の修正、放棄は望ましくない結果を招く」と述べた。

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