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経済

2018年7月5日

シンガポール、セレター空港の新旅客ターミナル、12月に開業

ビジネスジェットの離着陸に主に使用されるセレター空港で工事が行われていた旅客ターミナルが竣工した。開業は12月。年間70万人が利用可能な現在のターミナルの6倍という広さだ。

 

出発ロビーには4つのチェックインカウンター、6本の出国レーン、2つの身体検査ゾーン、200人を収容できる搭乗待ちの部屋が整備された。

 

これとは別にビジネスジェットやプライベートジェットを利用する旅客専用のチェックインエリアもある。空港を運営するのはチャンギ空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)。

 

チャンギ空港の有効活用のためターボプロップ機の定期便はチャンギからセレター空港に移転する。現在、マレーシアのファイアフライがマレーシア本島のスバン、イポー、クアンタン線で運航しているが、セレター移管後は運航本数を増やすことが可能だ。

 

またチャンギ空港乗り入れを希望したが実現しなかったほかのターボプロップ運営航空会社も、セレター空港へは乗り入れが認められる見通しだ。

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