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経済

2018年7月5日

シンガポール、トムソン/イーストコースト線の車両は乗降ドアが5つ

コー・ブンワン運輸相がMRT(地下鉄・高架鉄道)のマンダイ車両基地を視察した際、2019年から段階的に開業予定のトムソン/イーストコースト線(TEL)で採用される車両が公開された。乗降ドアが通常より1つ多い5つの車両で、スムーズな乗降を実現する。

 

投入される91車両のうち60車両には跳ね上げ式座席を1車両当たり10列採用する。ラッシュ時には座席を跳ね上げ、より多くの乗客が乗り込めるようにする。

 

すべての車両に液晶ディスプレーを組み込み、MRTネットワークの地図、列車の行き先、ドアが開く側などの情報を表示する。

 

車両は川崎重工業と中国中車青島四方機車車輛が中核の企業連合が中国で製造している。8月から月2車両のペースでシンガポールに輸送する。

 

TELは北部ウッドランズ・ノースと東部スウンガイ・ベドックを結ぶ全長43キロの線で、全面開通は24年の予定。駅舎数は31駅。

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