シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPマレーシアからの原水供給見直し発言、シンガポール外務省が反論声明

国際

2018年6月26日

マレーシアからの原水供給見直し発言、シンガポール外務省が反論声明

マレーシアのマハティール首相が6月25日、同国からシンガポールへの原水供給について締結した1962年協定を見直す意向を表明したことについて、シンガポール外務省は「同協定はシンガポールのマレーシアからの分離独立に際し、両者が順守を約束したもので、国連にも記録された。両国は協定を完全に順守しなければならない」との声明を発表した。

 

マレーシアはシンガポールに川から採取する原水を1,000ガロン(4,545リットル)当たり3セン(約0.819円)で供給している。

 

マハティール氏はこの価格を「馬鹿げている」と批判した。同氏は前に首相だった時もこの問題を持ち出し、両国間に緊張が生じたことがある。

 

協定は2061年に失効する。シンガポールは1日2億5,000万ガロンの水の供給を受ける権利があり、見返りにマレーシア・ジョホール州は最大2%(1日500万ガロン)の上水の供給をシンガポールから受けることができる。上水の価格は1,000ガロン当たり50セン。

 

1962年協定では、マレーシアは一方的に原水価格を引き上げることはできない。しかし価格見直し交渉は可能だ。

 

シンガポール外務省によれば、原水処理に1,000ガロン当たり2.4リンギ(約65.5円)の費用が掛かっており、50センでの上水売却は1.9リンギ(約52円)の補助に相当するという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPマレーシアからの原水供給見直し発言、シンガポール外務省が反論声明