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政治

2018年5月21日

1MDB疑惑を報じたサラワクレポート、発禁処分が解除

【ペタリンジャヤ】国営投資会社ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)の疑惑取引に関する監査報告書の機密指定を政府が解除したことを受け、マレーシア通信・マルチメディア委員会(MCMC)は、サラワク・レポートに対する発禁処分を解除した。

 

1MDBに対する当局の捜査が行われているなか、サラワク・レポートが事実に基づかない情報をウェブサイトに掲載しているとの苦情を受け、2015年7月、MCMCは発禁処分をとった。

 

サラワク・レポートでナジブ・ラザク当時首相の公金横領疑惑を報じたのがサラワク州生まれのクレア・ブラウン氏。15年には議会制民主主義を損なうとの理由で逮捕状が出され指名手配を受けた。

 

同氏は5月19日、飛行機でマレーシア入り。「マレーシアで政権交代が起こるとは専門家の誰もが予想しなかったこと。マレーシアはアジア地域に光明を与えるかがり火となり得る」と語った。

 

出典;ザ・スター

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