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経済

2018年5月14日

東南アジアのプライベートエクイティー投資、過去最高の200億ドル

東南アジアにおける昨年のプライベートエクイティー(未公開株)投資は200億米ドル(約2兆1,870億円)と過去最高を更新。80億米ドル(約8,747億円)だった前年の2倍以上に達した。コンサルティング会社の米ベイン・アンド・カンパニーがアジア・プラベートエクイティー報告としてまとめた。

 

取引が多かったのはシンガポールで、50億米ドル(約5,467億円)強の投資があった。最大案件は配車サービス、グラブによる25億米ドル(約2,733億円)の資金調達だ。

 

10億米ドル(約1,080億円)超の大型案件が多かったのも昨年の特徴で、1件当たりの額は平均2億8,400万米ドル(前年は1億3,000万米ドル)だった。分野別では、インターネット、デジタル技術関連が全体の39%を占めた。

 

ベンチャーキャピタル、初期段階の企業への関心が引き続き高く、投資額は計40億米ドル(約4,373億円)だった。戦略的投資家の動きが活発だった。

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