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経済

2018年5月7日

シンガポール、オフィスビルREIT、今年の運用成績はマイナス3.2%

オフィスビルを中核資産とする不動産投資信託(REIT)時価上位5社の、5月3日までの今年の運用成績は平均でマイナス3.2%だった。上位4社はすべてマイナスで、5位のOUEコマーシャルREITのみ5.9%のプラスだった。5社の1年間の運用成績は平均14.3%で、配当利回りは同5.6%を維持している。

 

上位4社(キャピル・アンド・コマーシャル・トラスト、サンテックREIT、ケッペルREIT、フレーザー・コマーシャル・トラスト)の1~3月期の配当は平均で1口当たり2.09セント(約1円60銭)。最も額が多かったのはサンテックで、2.43セントと前年同期より増加した。ほかの3社は前年同期より少なかった。

 

上位4社の不動産賃貸収入は平均3.4%減の4,850万Sドル(約39億6,300万円)。収入総額は同2%減の6,500万Sドル(約53億1,000万円)だった。OUEコマーシャル・トラストは10日に第1四半期決算を公表する。

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