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社会

2018年5月4日

シンガポール、スロットマシンを置いている社交クラブ、42カ所に減少

スロットマシンを会員向けに置いている社交クラブ、サッカークラブが昨年10月の61カ所から42カ所に減少した。スロットマシンに収入を依存する体質の改善を内務省から求められた結果で、スロットマシン設置台数も計1,800台から1,500台に減少した。

 

多くの社交クラブ、サッカークラブではスロットマシンから上がる収入への依存度が高いとの報道を受け、内務省は昨年10月、ギャンブル依存症を防ぐとの理由でクラブでのスロットマシン設置規制を厳しくし、クラブが提供するサービスを補助するものとの位置づけにした。

 

この結果、7つのクラブがスロットマシン運営免許を更新しなかった。免許更新を許可されたのは46のクラブで、うち4クラブは自発的にスロットマシン営業を取りやめた。

 

5月1日からは賭博依存防止措置も発効した。個人は自己申請により、全国問題ギャンブリング委員会のサイトから登録すれば、スロットマシンのある部屋へ入れなくなる。現在、2,051人が登録済みだ。

 

家族や第3者からの要請でカジノへの出入りを禁じられた個人も、クラブのスロットマシンで遊ぶことを禁じられる。現在、5万1,000人がリストに掲載されている。

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