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社会

2018年4月30日

シンガポール、ウッドランズ・タウン・ガーデン、改修終えマルシリン公園に

北部ウッドランズにあるウッドランズ・タウン・ガーデンが22カ月にわたる改装工事を終え「マルシリン・パーク」との新名称で再開され、4月29日の式典にはローレンス・ウォン国家開発相ら約800人が出席した。

 

麻薬密売や不道徳行為の公園、との悪評が立ったため政府は、イメージ一新の必要性から思い切った改修工事に踏み切った。

 

照明を増やし、新たに遊歩道、どの年齢層にも利用可能なフィットネスコーナー、ロープを使った遊び場を整備した。展望台、中国パビリオン、石造りの太鼓橋は保存した。ブキティマ高速道路に面した西側にはマングローブエリアを復活させた。公園にはほかに、湖、円形劇場がある。

 

30年前から近隣に住んでいる女性教師のラヒダさんは「以前は暗く、またじめじめしていた。改修後はきれいで明るく、家族で利用できる」と語った。

 

この地区の議員だったハリマ・ヤコブ大統領が公園の再生に尽力した。面積は12.8へクタールで、東京ドーム(4万6,755平方メートル)の約2.7倍の広さ。最寄り駅はMRT南北線マルシリン駅。

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