2018年4月18日
シンガポールは転勤先として魅力あり、難点は高い賃料
国際送金サービスのワールドファーストは、外国人駐在員・在留者がシンガポールのどこを高く評価し、どの点を不満に思っているかの調査結果を公表した。回答したのは550人で、シンガポール全体に対する評価点は8.2(満点は10点)だった。
項目別では、「住むのに安全」、「公共輸送機関が優れている」が9点強という高評価だった。
非居住者に対する比較的低い所得税率(15〜22%)、食事・レストラン、労働環境、夜の娯楽、医療システムの6項目は7点かそれ以上の評価だった。
評価が低かったのは、高い不動産価格・賃貸料、国内製作のテレビ・ラジオ番組・映画、生活費、国産ファッション、自然・景観・文化・政治環境。
駐在員・在留者の出身国は、英国、豪州、米国、インド、マレーシア、フランス、フィリピン、ニュージーランド、ドイツ、オランダなど51カ国。全員が少なくとも3カ月以上、シンガポールに滞在していた。職業は、金融(保険、銀行、投資、金融技術)、教育・保育、メディア、広告・マーケティング、法務・会計、医療。
回答者の50%は本国と労働時間が同じだった。本国の時より多い、は35%だった。1週間の平均労働時間は46時間。本国の時より所得が多い、との回答は55%あった。