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経済

2018年4月12日

シンガポール、オーチャードロード再活性化、豪系シストリに委託

オンライン商店やアジアの他の都市のショッピング街に押され、勢いに陰りが見えるオーチャード・ロードの再活性化のためのマスタープラン策定で、都市再開発庁(URA)とシンガポール政府観光局(STB)は4月11日、豪系シストリに調査、プラン策定事業を授与したと発表した。シストリは6カ月間をかけ、何が問題かを洗い出し、この先15〜20年の基本計画のための勧告を行う。

 

シストリは豪州の都市開発コンサルタント、アービスが2年前、シンガポールに設けた。事業入札にはほかに10チームが応募した。

 

シストリは、シンガポールを代表する設計事務所DPアーキテクト、シンガポール国家研究財団とスイス企業の合弁会社、人の移動に関する調査会社のデータスパークなど5社をパートナーとし、事業に当たる。データスパークは通信最大手シングテルの子会社。

 

シストリのバッケン取締役は「オーチャードについて、何が悪くて何が良いか議論百出だが、真の問題点、取り組むべき課題を見極める。ほかの国の成功例をなんでも真似するといった手法はとらない」と語った。

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