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経済

2018年4月10日

シンガポールサービス住宅のアスコット、日本・中国・タイ業務を強化

シンガポール不動産大手キャピタランド子会社でサービス住宅運営のアスコットは、日本、中国、タイで最近、複数の取り決め、合意に至ったと発表した。アスコットは全世界でのサービス住宅運営戸数を年内に8万戸まで増やす計画で、2023年には16万戸にする。

 

日本ではNTT子会社のNTT都市開発とサービス住宅の共同開発および開発案件の情報共有を行う事業協力で合意した。第一弾として、NTT都市開発が検討中の福岡市および横浜市におけるサービス住宅開発について、アスコットを運営委託の候補先として、事業化に向けた協議を開始した。

 

また、髙島屋が大阪・日本橋の高島屋東別館に開業するホテルにアスコトットがテナントとして入り、2019年冬に客室数300室余りの滞在型ホテル「シタディーン」をオープンする。訪日外国人の需要を取り込む。

 

中国ではニュータウン開発の山水文園(リバーサイド)と、浙江省、重慶市におけるサービス住宅開発で提携する。既に北京では山水が開発したサービス住宅(190戸)の運営を2017年11月に開始している。

 

タイでは、サービス住宅開発に参入するアナンダ・デベロップメントと提携し、約1,500戸のサービスアパートをバンコクで、2020年から2021年にかけ開業する。

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