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社会

2018年4月6日

フェイスブック問題、シンガポールから6.5万人の情報が流出

ユーザーの個人データが選挙コンサルティング会社の英ケンブリッジ・アナリティカに流出していた問題で批判にさらされているフェイスブックは4月4日(現地時間)、シュローファー最高技術責任者が記者会見を行い、データが流出したユーザーは当初発表の5,000万人より多い8,700万人だったと発表した。シンガポールからは6万5,009人の情報が流出した可能性があるという。

 

ケンブリッジ・アナリティカは2016年の米大統領選でトランプ陣営のコンサルタントだった。

 

影響を受けたアカウントが最も多いのは北米で7,000万人分。次いでフィリピンの117万人、インドネシアの109万人、英国の108万人。

 

シンガポール個人データ保護委員会(PDPC)は4月5日「シンガポールのユーザーに影響があったことを憂慮している。問題を調査しており、フェイスブックと連絡を取っている」との声明を発表した。あわせて、フェイスブックユーザーに個人情報設定を見直すよう求めた。

 

フェイスブックは月曜から、アカウントのリンクを通じユーザーに、情報が流出したかを通知する。

 

フェイスブックに対する信頼は低下したが、ユーザーは今後もフェイスブックを利用する見通しだ。

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