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社会

2018年4月2日

シンガポール・フライヤーが運行再開

アジア最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」が4月1日、2カ月ぶりに運行を再開し、客足が衰えていたテナントは胸をなでおろした。

 

シンガポール・フライヤーでは1月25日、技術上の問題が発生し、ゴンドラに乗っていた61人全員を救出する騒ぎになった。車輪が回転するメカニズムに問題があったようだ。

 

シンガポール・フライヤーは3月31日、関係当局から運行再開の許可を取得し、建設業管理庁(BCA)による安全度検査も合格したと発表した。

 

4月1日には早速ツアーバスの訪問先に組み込まれ、午前11時には多数の観光客が入場待ちの列を作った。

 

シンガポール・フライヤーは故黒川紀章氏の設計で、高さは165メートル。使用された鋼材は1,800トンで、2008年3月に開業した。

 

フライヤー基部の2階でレストランを経営するラジェンデル・クマル・バンダリ氏によると、「フライヤー経営会社は運行停止期間中、賃貸料を引き下げ、また店を宣伝してくれ、客は1日200人弱あった」という。通常は同400人。

 

リフレクソロジー・マッサージ店は運行停止中、客がゼロという日もあったが、再開で客足も回復したという。

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