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経済

2018年3月27日

ボーイング787-10型機の初号機、SIAが受領

シンガポール航空(SIA)は3月25日、米ボーイングから米サウスカロライナ州で787-10型機の初号機の引き渡しを受けた。世界初の定期便はシンガポール/関西線で、5月3日に投入する。

 

B787-10は、787(ドリームライナー)ファミリーで3機種目となる超長胴型。式典でSIAのゴー・チューンフォン最高経営責任者は「787-10は成長戦略の要となる」と語った。同社は1社としては最多の49機を注文している。

 

座席数は337席で、ビジネスクラスが36席。シンガポール製のロールスロイスのエンジンを搭載する。機体に軽量素材を用いており、燃料効率が高い。

 

関西線のほかにシンガポール/パース線にも投入する。定期便就航前にバンコク線とクアラルンプール線で訓練目的に運航する。

 

SIAは3月28日にシンガポールで到着式典を催す予定で、その際、客室レイアウトを公開する。アナリストはフルフラットのビジネスクラスの座席を予想。また、通路から直接座席につける1-2-1席の配置を予想している。

 

キャセイパシフィック、ガルーダ・インドネシア航空、マレーシア航空は既に、フルフラットで通路から直接座れるビジネスクラスシートのA300型機を運航している。

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