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社会

2018年3月4日

シンガポール、温浴・マッサージ施設、3月から営業時間に制約

温浴・マッサージ施設の営業時間が3月1日から制限される。24時間営業の店は、商売にならないと、議員を通じ撤回を当局に働き掛けている。

 

シンガポール消費者協会(CASE)の認証機関ケーストラスト(CaseTrust)の認証を得た、全て見通せるスペースでサービスを提供している店の営業時間は午前7時~午後10時半に制限される。認証を得ていない店は午前10時~午後10時半。

 

公営HDB(住宅開発庁)団地の敷地内にある店は3月1日から順守しなければならない。それ以外の場所にある店は、営業免許の更新後から、新営業時間の順守を求められる。

 

セレギー・ロードの24時間営業の店、ホワイト・スパによれば、客の入りが最も多いのは10時を過ぎてからで、営業時間制約の撤廃を警察に求めたという。

 

ブギス地域で営業するマッサージ店も深夜営業や24時間営業が多く、足リフレクソロジー店を経営するチュア氏は「客が来るのは10時半以降。昼間の客は少ない。10時半で閉店したら客の多くを失う」と悲観的だ。

 

シンガポール・スパ&ウエルネス協会によれば、会員業者の多くは既に、新規制の時間内で営業しているため影響は受けない。新規制が不法行為の根絶につながることを期待しているという。

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