シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP空港運営のMAHB、通期は大幅増益も第4四半期は減益

経済

2018年2月23日

空港運営のMAHB、通期は大幅増益も第4四半期は減益

【クアラルンプール】空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が発表した、12月期決算の純利益は前期比235%増の2億3,649万リンギ(約64億6,452万円)だった。空港利用客、航空機発着数の増加が貢献した。売上高は11.5%増の、46億5,000万リンギ(約1,271億900万円)。

 

 第4四半期(10-12月)の売上高は前年同期比15.7%増の12億5,000万リンギ(約341億6,910万円)だったが、純利益は16.4%減の2,786万リンギ(約7億6,156万円)になった。減価償却の急増によるマレーシア部門の経費増と、トルコ業務の赤字が響いた。

 

 マレーシア業務は中国、インドからの旅客に対する査証要件緩和の恩恵を受けている。今年度の旅客数(乗り継ぎ客を含む)は、国際便が前年比8.3%の増加、国内便が4.2%の増加を見込んでいる。国際便では、中国、インド、東南アジアからの旅客が75%を占めている。

 

出典:ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン

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