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金融

2018年2月22日

複数の銀行が預金金利を引き上げ、政策金利の引き上げ受け

【ペタリンジャヤ】中央銀行バンク・ネガラ(BNM)が翌日物政策金利を0.25ポイント引き上げたのを受け、銀行が預金金利、貸付金利の見直しに着手しており、一部の銀行は定期預金の利率引き上げに踏み切った。

 

現時点の店頭表示レートで最も高いのがアフィン・バンクの定期預金(1年満期)で4.05%。国営貯蓄銀行のバンク・シンパナン・ナショナルは昨年3月以降、3.5%の利率を維持している。

 

CIMB、RHB、メイバンクなど民間6行は3.35%。販促商品の優遇利率では、1年、または1年3カ月満期で4.3~5.18%という高利もみられる。

 

外銀は低利だ。最も低いのはシティバンクで、6カ月、9カ月、1年満期の定期の利率は2.9ー2.95%。

 

アナリストは、今年は物価上昇が鈍化するため、預金金利はインフレを考慮した実質でプラスになると予想している。

 

出典:ザ・サン

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