教育関連サービスのJMが上場、18％のプレミアム

【クアラルンプール】JMエデュケーション・グループが8日、ブルサ・マレーシアの新興企業向け市場、有力起業家促進プラットフォーム（LEAP）に上場した。初値は50セン（約13.9円）。終値は53セン（約14.7円）で公開価格（1株45セン（約12.5円））に17.8％のプレミアム上乗せとなった。

　LEAP上場は3社目。JMは学校紹介、留学支援、また子会社のミラジュ・アカデミーを通じ技術・職業教育サービスを提供している。

　上場式典でテー・チョンホワ代表は、成長の潜在性が見込める技術・職業教育部門を強化する意向を明らかにした。しかし教官の育成、プログラムの作成に時間がかかるため、マレーシア参入に関心のある外国企業との提携を模索するという。中国、豪州企業を提携相手として想定している。

　JMは680万株を公開し306万リンギ（約9,989万円）の資金を調達した。ジョホール州に支所を増設する。