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金融

2018年1月17日

リンギが高値を更新、外国人の株式投資は買い越し

【クアラルンプール】 外国為替市場で1月15日、リンギが米ドルに対し値上がりした。相場は1米ドル=3.9555リンギ(約110円)で、2016年7月以来の18カ月ぶりのリンギ高になった。1月16日午前9時は3.961リンギだった。株式市場への外国資金の流入も増えている。リンギはシンガポールドル、英ポンド、ユーロなどほかの主要通貨に対しては値下がりした。

 

外国人投資家は資金をアジア新興市場に振り向けており、上海、ボンベイ、韓国、タイ、フィリピン、ホーチミン各証券取引所の株価指数は今年に入り上昇した。

 

ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)への関心も高く、政府系金融機関のMIDFによれば、外国人投資家による株式投資は、1月第2週の5営業日のうち4日間が買い越しだった。

 

外国人投資家の平均売買高は1日13億8,000万リンギ(約386億円)。小口の個人投資家による売買も21億3,000万リンギ(約595億円)と12年2月以来の高水準だった。

出典:ザ・スター、ザ・サン、ベルナマ通信

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