2018年1月12日
携帯「財布」機能のアプリ、ベルジャヤ系MOLが提供開始
【クアラルンプール】ベルジャヤ・グループのMOLアクセスポータルは10日、財布携帯アプリ「ワンツーペイ」の提供を開始した。1年後をめどに受け入れポイントを6,000まで増やす。
バーコード、QRコードを読み取り支払いを済ませる国産アプリで、オンラインショッピングや、コズウェイ、スターバックスなどの店舗での決済、他人への送金にも利用できる。当初はベルジャヤ・グループが運営する全国2,218のセブンイレブン店舗に端末を設置する。
また、グループが運営するスターバックス、ウェンディ―ズ、ラサ・ウタラ、ケニー・ロジャース・ロースターズの店舗でも利用できるようにする。
MOLは同日、先住民信託評議会(MARA)傘下で人材育成などに携わっているMARA公社と財布携帯機能の利用に関し覚書を交わした。公社職員、学生、起業家ら6万にワンツーペイの利用を奨励する。ベルジャヤのビンセント・タン会長は発表会見で、低迷していた小売業に明るい兆しが見えていると語った。
出典:ザ・サン、ザ・スター