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社会

2018年1月9日

シンガポール、8日午前に東部で豪雨、自動車が立ち往生

本島東部で8日の通勤時間帯に豪雨があり、数百人の通勤客が影響を受けた。2週間分の雨が4時間のうちに降った計算で、排水路が雨水を吸収しきれず道路がひざの高さまで冠水した。ストレーツ・タイムズの読者が寄せた動画、画像によると、大型トラックやバスは冠水した場所をなんとか通過できたが、普通乗用車は身動きがとれなくなったものが多かった。

 

公益事業庁(PUB)によると、シムス・アベニュー、アッパー・チャンギ・ロード、パヤ・レバ近くのアルムガム・ロードなど9カ所で道路が冠水した。

 

最も降雨が多かったのはキム・チュアン・ロードで、6時20分から10時25分の間に118.8ミリの雨量があった。1月のシンガポールの月平均雨量の半分。

 

最も激しかった8時~8時半の雨量は1時間56ミリと、道路大規模冠水レベルだった。20~30ミリがどしゃ降りレベル。マラッカ海峡で発生したスコールが北西の季節風に乗りシンガポール上空に移動した結果の豪雨だった。気象局によると1月前半は平年以上の雨量が予想される。

 

冠水が始まったのは8時半で、10時半までにはすべて解消した。高速道路では事故が複数発生した。道路冠水が発生した日数は、昨年が14日だった。多かったのは2013年で36日。

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