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建設

2017年12月6日

デベロッパー、国有住宅用地入札で強気応札

住宅開発業者の土地取得熱が高まり、高額での取引が多くなっていることから、政府は行き過ぎの抑制を業界に求めているが、5日実施された国有住宅用地入札(2区画)も高額での落札となった。

 

 入札にかけられたのは、著名ナイトスポットのズークがあったジアク・キム・ストリートの区画と、フォース・アベニューの区画で、ジアク・キムの区画にはフレーザーズ・センターポイントが最高額の9億5,541万Sドル(約798億6,010万円)を入れた。開発後の床面積(1平方フィート)当たりに換算すると1,733Sドル(約145,000円)で、国有宅地売却で過去最高。昨年、グオコランドが落札した近隣区画の価格を40%上回った。

 

 マレーシアの砂糖王と称されるロバート・クオック氏のオールグリーン・プロパティーズはフォース・アベニューの区画を5億5,296万Sドル(約462億2,040万円)で落札した。開発後の床面積当たりでは1,540Sドル(約130,000円)になる。オールグリーンは最近、ブキティマのコンドミニアム跡地2区画を、区分権所有者の合意による売却で取得していた。

 

 ジアク・キムとフォース・アベニューの区画(借地権はともに99年)は、政府の公表入札リストに含まれていなかったが、最低落札価格以上での購入希望が開発業者から表明され、入札が実施された。

 

 ジアク・キムの区画は、立地条件が良い、周辺地域で宅地供給が限られている、など魅力が多かったことから、フレーザーズは強気応札に出たようだ。

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