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政治

2017年12月6日

中銀の外為損失めぐり王立委員会、報告書を国会に提出

【クアラルンプール】中央銀行バンク・ネガラが1990年代に外為損失を出した事案を調査した王立調査委員会(RCI)は報告書を国会に提出した。損失は当時発表された額を大幅に上回る315億リンギ(約8,719億6,300万円)だったとし、マハティール・モハマド当時首相に責任があるとし、警察に捜査を要請した。

 

RCIによれば、外為業務に当たっていたのはモハメド・ノール氏だが、長期にわたり業務を実行できたのは上司、または権限のある人物の直接、あるいは暗黙の了解があったからと断定できるという。

 

報告書は524ページに及ぶが、マハティール氏のRCIでの陳述は含めていない。マハメド・フジ警察長官は、RCIから届け出があったことを受け、特別調査班を組織した。

 

報告書によれば、アンワル・イブラヒム当時財務相が閣議への報告で実際より少ない損失額を伝えた。財務相のこうした誤解を招く発言をマハティール氏が許可したと考えられるという。このためRCIは、信託違反、文書偽造の疑いで警察に届け出た。

 

出典:ザ・サン電子版、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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