シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPビル設計に新たな枠組み、維持管理を設計の段階で考慮

建設

2017年11月27日

ビル設計に新たな枠組み、維持管理を設計の段階で考慮

ビルの維持管理に当たる業者はビルの引き渡しを受けて後、保守のための機器が狭い廊下に適さないことが判明する、といったことが頻繁に起こっている。維持管理は建築物ができた後の作業とみなされているためだが、政府は年内にこうした設計と維持管理の連携のまずさを改善するための枠組みを導入する方針だ。

 

建設業管理庁(BCA)が策定した「維持管理に適した設計」の枠組みで、建築物の維持管理に当たるファシリティーマネジメント業者に設計の段階からかかわってもらうことを義務付ける。

 

また維持管理業者にはビル情報モデリング(BIM)など3D技術の採用を求める。BIMとは、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、経費や仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までの全工程で活用するためのソリューションだ。

 

不動産開発業者が維持管理業者に提供するは建物の青写真であることが多く、視覚化が難しく、施設管理業者にとっては適切な維持管理方法が分からない、という設計・建設側と施設管理側との断絶が生じる。しかしBIMなどの技術を活用することで、維持管理がスムーズに行えるようになるという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPビル設計に新たな枠組み、維持管理を設計の段階で考慮