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経済

2017年11月21日

下水、廃水を運ぶ地下トンネル、第2期を西部で着工

公益事業庁(PUB)は20日、世界最大規模の地下下水道工事の第2期の起工式を行った。トンネルの名称は地下トンネル下水システム(DTSS)で、下水、産業廃水を含めすべての廃水を集め再利用する。

 

第1期では国土の北側と東側の下水を集めるトンネルを建設しており、今回は西側に建設する。第1期と2期合わせた事業費は100億Sドル(約8,274億3,300万円)。第2期は2025年に完成の予定。処理、再生をすべて最西部トゥアスの浄水場で行うため、ウル・パンダンやジュロンの水処理場が不要になり、計83ヘクタールの土地が別の用途に利用可能になる。

 

起工式でマサゴス・ズルキフリ環境・水資源相は「気候変動で日照りがこの先激しくなる恐れがある。水資源を永久的に再利用する」と述べた。処理された水はニューウオーターに生まれ変わる。

 

トンネルは鉄道網の下、鉄道用電気配線の上に建設される。第2期の地下深度は最大で55メートル。内外の5社に工事を発注した。3層構造で、腐食を予防するための工夫を凝らした。臭気の抑制では大型ファンを使う。トンネルは100年間の使用に耐えるという。

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