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経済

2017年11月21日

バター値上がり、アジアでの需要増とトランス脂肪酸回避が主因

バターが値上がりしており、バターを使ったクリスマスケーキは例年より高くなる見通しだ。バターは世界的に品不足の状態にあり、価格は今年、過去最高を記録した。

 

シンガポールでベーカリーチェーンを運営するスウィー・ヘンはバターケーキを8~10%値上げした。毎日使う300キロのバターはニュージーランドからの輸入品。価格は1キロ8.5~9Sドル(約700~750円)と、1年前のほぼ2倍だ。

 

ヤクン・カヤトーストはバター値上がり分を自社で吸収し、まだ値上げに踏み切っていない。ブレッドトークもまだ値上げはしていない。

 

バターの世界的品不足は需要増、特にアジアにおける消費増が影響している。アジア太平洋地域のバター販売額は2014年の18億7,000万米ドル(約2,095億4,600万円)に対し、今年は推定20億4,000万米ドル(約2,285億9,500万円)。

 

欧米でもバター需要が増加している。マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が有害であることが分かり、自然素材から造られた食品であるバターを購入する人が増えている。

 

乳製品生産者が、利益率が高いチーズの生産を優先していることもバターの品不足を招いた。
シンガポールは昨年、ニュージーランド、オランダ、豪州、フランスから計1万8,200トンのバターを輸入した。

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