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政治

2017年11月17日

労組のNTUCが規約改定、多様な職種・階級の労働者を取り込み

シンガポールの全国労働組合会議(NTUC)は15日、代議員大会を開催し、規約改定を承認した。管理職に属さない一般従業員が労働組合を通じ、労働者としての権利を保護される、または権利を主張する、というのがこれまでのメカニズムだったが、専門職者や自由契約の労働者(フリーランサー)も正式に労働運動に取り込むための改定だ。

 

NTUCは既に、多様な種類の労働者を取り込み始めているが、以前の規約では組合員の定義が限定されるため、改定に踏み切った。

 

チャン・チュンシン書記長は「シンガポールは能力主義を奉じているため転職も多く、誰をもって平社員とし、あるいはPME(専門職者・部長級管理職・エグゼクティブ)とするかの区別は望ましくない。組合が唯一、労働者をまとめ、その利益を代表する組織との考えも時代遅れ」と語った。

 

PMEはかつて、組合に加入できなかったが、最近はPMEの加入を認めている組合も多い。
NTUC傘下の組合数は60近くあるが、ほかに専門職者、フリーランサー、自営業者、中小企業の労働者の組織など、準組合も60余り存在する。

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