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政治

2017年11月10日

シンガポール、患者の治療・投薬歴、電子記録庫へのアップロードを義務付け

保健省は、一般開業医、ホスピスを含めすべての医療機関に対し、治療内容、慢性病に対する投薬、アレルギー、ワクチン接種歴など、医療サービスに関するすべての患者情報を全国電子健康レコード(NEHR)にアップロードをすることを義務付ける方針だ。

 

保健省は2011年に、患者情報をデジタル化して保管し、治療に役立てる目的でNEHRを設立した。しかしNEHRに患者情報を提供しているのは公立病院がほとんどで、4,000ある民間医療機関で提供しているのはわずか3%。

 

ガン・キムヨン保健相は8日、医療会議で計画を発表した際、「データが包括的であって初めて、患者はNEHRの恩恵を十分受けることができる。NEHRが包括的になるためにはすべての医療サービス提供者が情報を提供することが必要だ」と述べた。

 

政府は来年、医療サービス法改定案を国会に提出する。情報をアップロードできるようになるためのコンピューターシステム改善が必要で、法案承認から2~3年の猶予を与える。一方で、早期採用を奨励するため、2019年6月までに情報提供を開始する医療機関には、システム改善費用の一部を補助する。

 

情報アップロードにはまずパソコンへの入力が必要になるが、患者と対するより、診察中、パソコンに向かっている時間が多くなる、と懸念を持つ開業医もいる。

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