シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、大手銀行の第3四半期決算、石油・ガス関連で引当金

金融

2017年11月8日

シンガポール、大手銀行の第3四半期決算、石油・ガス関連で引当金

DBS、OCBC、UOB(大華銀行)の地場大手銀行の第3四半期決算が出そろった。不振が続いている石油・ガス上流部門企業への貸し付けに対する引当金が経営の足を引っ張っているが、引当金計上もほぼ終わりつつあり、最悪期は脱した可能性がある。最終損益は、DBSが減益、OCBCとUOBが増益だった。

 

預金残高、貸付残高首位のDBSの純利益は前年同期比25%減の約670億円。貸倒引当金は87%増の約670億円だった。

 

ピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は「石油・ガス部門への貸し付けで、今後さらに引当金を計上することはない」と自信を示した。UOBは第4四半期に大手石油・ガス業者への貸し付けを不良債権に分類する予定だ。

 

OCBCが計上した引当金は40%増の約120億円。純利益は12%増の約880億円だった。

 

UOBは前年同期より約43億円少ない約200億円の引当金を計上した。不良債権額は7%増加した。純利益は12%増の約740億円。

 

3行とも貸付残高は8~11%のペースで増加しており、通年では7~8%の増加になる見通しだ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、大手銀行の第3四半期決算、石油・ガス関連で引当金