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政治

2017年11月8日

シンガポール、乗用車登録台数、来年から増加率ゼロに

運輸省は来年2月から、乗用車とオートバイ登録台数の前年比増加率を0%にすることを決めた。現在、登録されている以上の車両登録を許可しないとの方針で、新車購入権(COE)発行枚数もこれまでより減少する。

 

政府はこれまで、乗用車登録台数について年0.25%の増加を認めてきた。増加率ゼロが適用されるのは、AカテゴリーとBカテゴリーの乗用車およびオートバイで、業界関係者によると、0.25%の増加は月に直すと各カテゴリーで100枚弱のCOEに相当する。11月~来年1月のCOE入札ではAカテゴリーで毎月、3,360枚のCOEが発行される。

 

増加率ゼロへの移行がCOE価格に与える影響を国会質疑で問われたのに対し、ラム・ピンミン閣外上級相(運輸担当)は、COE発行数はおおむね、登録が抹消された台数に基づき決定されており、価格への大きな影響はないとの見通しを示した。

 

ラム氏は「シンガポールの国土面積は狭い。乗用車所有を住民全員に認めることはできない」と語った。商用車については2021年まで、これまでどおり年0.25%の増加を認める。

 

運輸の専門家によると、20年に向け登録を抹消する乗用車台数が急減する見通しで、COE価格への影響が顕著になる可能性がある。

 

ラム氏は、政府が公共輸送機関の拡充に多くの予算を充当してきたことを強調。「自家用車を持つ必要性は減じている」と述べた。

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