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社会

2017年11月7日

昔ながらの生鮮食品ホーカー、後継者難で減少傾向に

ウエットマーケットの生鮮食品販売店や、中国食品、雑貨を販売する昔ながらの町中の商店が減少傾向にある。後継者不足が主因だ。

 

トア・パヨ・ウエスト・マーケット・フードセンターで生鮮鶏肉を販売するオン・センリップさん(80歳)は毎日、午前5時に起床し、開店準備を始める。いずれ息子(54)に店を譲る考えだが、オンさんのように後継者がいる店は少数派だ。

 

シンガポール環境庁(NEA)から免許を受け営業している、野菜、食肉などを売る生鮮食品ホーカーは2006年の6,264店に対し16年は12%減の5,485店。食品雑貨店は同期間、2,497店から2,416店に3.5%減少した。

 

対照的に、調理済み食品を売るホーカーは5,585店から5,970店に6%増加した。シンガポール理工学院ビジネススクールのタン上級講師は「目新しい調理済み食品ホーカーはしゃれたビジネスになり得るが、昔ながらの商店は潜在性の掘り起こしが必要」と指摘した。

 

南洋理工学院ビジネススクールのホー副校長は「配達サービス、健康的食事の提案など付加価値があれば成長は可能」との意見だ。

 

仕事が忙しく自宅で料理する時間がない世帯の増加、スーパーマーケットの進出も、旧来型店舗の減少に貢献している。

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