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経済

2017年11月6日

シンガポール、映画館経営のキャセイ、映画製作のmm2に身売り

シンガポールで80年に及ぶ歴史を持つ、映画館経営のキャセイ・オーガニゼーションは映画館すべて(8館)を約190億円でmm2アジアに売却する。買収価格にはキャセイのブランドを使用する権利も含まれている。ブランドの評価額は約20億円~約25億円。

 

mm2は映画、テレビ番組、オンラインコンテンツの制作会社で、配給面で強みを持つ。マレーシアで19の映画館を経営している。

 

共同創業者ロク・ワントー氏の姪に当たるキャセイ・オーガニゼーションのチュー・メイリーン代表(67)は「売却は困難な決断だった。80年にわたり多くの逆風を乗り切ってきたが、映画館を取り巻く環境は変わった。娯楽企業が生き残るには幅広い能力が必要」と語った。

 

シンガポール国立大学(NUS)ビジネススクールのアン准教授は「シンガポールには映画館が多すぎる。しかしmm2は国産映画や域内映画を、買収した8館で独占上映する計画があるかもしれない」とコメントした。

 

mm2は2015年にキャセイからマレーシアの映画事業を買収していたが、のれんは引き継がなかった。

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