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政治

2017年11月1日

シンガポール、MRT運賃改定、ピーク時前の利用に割引提供

公共輸送機関の運賃改定を協議する公共輸送審議会(PTC)は30日、ピーク時より前に電車に乗った利用客に割引を提供する制度の正式導入を決めた。当面、これ以外の運賃改定は行わない。

 

ピーク時前の目的地到着の無料化など、試験導入していた2つの制度は12月に廃止し、新たに同月29日から、平日の午前7時45分までにMRTもしくはLRT(軽便鉄道)の改札を通過し電車を利用した乗客に、最大50セントの割引を適用する。

 

ビューティー・ワールド駅に7時45分までに入り、タン・カー・キー駅で降車した乗客の場合、料金は37セント(通常は87セント)になる。通常42セントの運賃が適用される学割利用者の場合、運賃はゼロに。割引運賃を既に享受している低所得者、障害者にも同様に、最大50セントの割引を受けられる。

 

ピーク時前割引は2.2%の運賃引き下げに相当する。PTCは別に3.2%の値下げも計画しているが、来年の運賃見直しまで延期する。
MRT、LRTを運営するのはSMRTとSBSトランジットで、今回の割引で年約33億円の減収になる。両社とも運賃引き下げを決議しないよう、委員会に求めていた。

 

運賃体系の見直しと、乗り換え地点に関係なく距離で運賃を決める方式の検討作業は来年初頭に終える見通しだ。

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