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IT

2017年10月23日

NETSが携帯財布アプリの提供開始、電子決済の標準になる可能性

シンガポールで最も普及している決済サービスのNETSは携帯端末に財布機能を持たせるアプリケーション「ネッツペイ」の提供を開始した。NETSのATMカードをデジタル化するアプリで、ユーザーは携帯電話を非接触型リーダーにかざすか、QRコードを読み取らせることで支払いを済ますことができる。代金はユーザーの銀行口座から引き落とされる。

 

スマート国家の構築に向けリー・シェンロン首相が8月20日、独立記念日大会でキャッシュレス決済の標準化を口にしたのを合図に、電子決済業者が標準化のリーダーを目指ししのぎを削っている。

 

NETSのゴー最高経営責任者は「どこでも使用可能な財布だ」と標準化への自信を示した。

 

当面、DBSとPOSBの発行したATMカード(計700万枚)に対応する。OCBC、大華銀行(UOB)、香港上海銀行(HSBC)、メイバンク、スタンダード・チャータード銀行のカードにも数週間内に対応する。クレジットカードには対応しない。

 

NETSが利用できる決済端末10万台のうち、財布アプリに現在対応できるのは3分の1。アイフォーンのユーザーはQRコードの読み取りのみ可能。100Sドル以上の買い物には暗証番号の入力が必要。

 

DBSは露店や住宅地の商店に設置したQRコードの決済ソリューションをNETS方式に変更する。

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