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経済

2017年10月16日

シンガポール、第3四半期のGDP増加率、予想を上回る4.6%

通産省が発表した第3四半期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比4.6%の増加と、市場予想を上回る増加率だった。前期比でも年率換算で6.3%増と増加傾向を維持した。

 

前年同期比で特に好調だったのは製造業で、15.5%の増加だった。2011年第1四半期以来の大幅増だ。増加をけん引したのは電子機器生産で、携帯端末など情報通信(IT)機器需要が貢献した。精密工学、製薬を含むバイオ医科学部門の生産も増加した。

 

GDPの3分の2を占めるサービス業の生産高は2.6%の増加だった。金融・保険、卸売り・小売り、運輸・倉庫が好調だった。

 

エコノミストはこの先、製造業生産の減速を予想しているが、サービスについては楽観している。マレーシア系メイバンクのエコノミスト、チュア氏は第3四半期の住宅販売が急増したことを取り上げ、ビジネスサービスの生産高が急増すると予想している。

 

建設業は低迷が続いており、生産高は6.3%の減少だった。第2四半期も6.8%の減少だった。

 

民間セクターに勢いがなく、建設業は多くを公共事業に頼っている。しかしクレディ・スイスのワン氏は、不動産開発業者が開発用地の取得を強化しているため、来年は民間セクターで建設活動が増加すると予想している。

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