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金融

2017年10月11日

シンガポール証券仲買人・外務員に関する規制を緩和、株取引のてこ入れで

シンガポール取引所(SGX)は10月10日、証券仲買人・外務員に関する規制の緩和案を発表した。外務員の負担軽減、株取引のてこ入れが狙い。SGXは11月7日まで関係者や一般市民から案に対する意見を募集する。

 

監督部門であるSGXレギュレーションのタン・ブーンジン最高経営責任者によると、細かく指図するやり方からの脱却を図る。現行規則では顧客の証券口座開設に際し、顧客情報など特定の項目に関する情報取得を証券会社に義務付けているが、改定案では顧客の身元確認を証券会社の判断に委ねる。口座開設が迅速に行えるようになると業界関係者は歓迎している。

 

証券会社の取引責任者は事務所以外の場所から注文を出す場合、SGX、顧客に事前に通知し、顧客から文書で同意を得なければならないが、案ではこれを不要にする。携帯端末の普及で、どこでも取引を実行できる環境が整っていることに対応した。証券外務員協会のジミー・ホー会長は「顧客に文書への署名という面倒をかけることはできず、現在、事務所以外の場所から注文を出す外務員はほとんどいない」とコメントした。

 

また、証券外務員が、所属する証券会社に預ける証拠金3万Sドル(約248万円)規制を緩和し、額は証券会社の判断に委ねる。若い労働者の外務員ビジネスへの参入につなげる。

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