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社会

2017年10月10日

シンガポール、コンドミニアムの集団売却、ブームはまだ続くか

コンドミニアムなど集合住宅を大多数の所有者の合意で一括して不動産開発業者に譲渡する集団売却が過熱しており、ブームはしばらく続く可能性がある。

 

開発業者の土地購入意欲は強く、最近ではシティー・デベロップメンツ(CDL)のチームがコンドミニアムのアンバー・パークを過去最高の9億670万Sドル(約746億円)で取得した。この数日後、今度は中国系キングズフォード・ハレー・デベロップメントが8億3,010万Sドル(約683億円)でサイエンス・パーク近くのノーマントン・パークを落札した。同社は別に借地権を99年に延ばすための代金(推定2億3,110万Sドル:約190億円)と容積率変更税(2億8,340万Sドル:約233億円)を納めるため、土地取得代金は開発後の床面積(1平方フィート)当たり969Sドル(約8万円)と、今年の集団売却物件で最高になる。

 

政府が国有地売却を控えたことが集団売却ブームの背景にある。大きな土地を取得するにはコンドミニアム買い取りが手っ取り早いからだ。新築コンドミニアムに対する需要も高まりつつあると開発業者はみている。集団売却取引で土地を取得した場合、当局の許可から5年以内に、開発業者は住宅を建設し、全戸を売却しなければならない。不動産仲介のJLLによると、昨年1月以来、17件の集団売却が成立した。約1万戸の住宅建設が可能で、約半分は来年、売り出される可能性がある。

 

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